あれもやらなきゃ。
これもやらなきゃ。
教員という仕事をしていると、
予期せぬタスクが次から次へと放り込まれてきます。
まるで、ぷよぷよで相手が鬼のようなコンボを決めてきた後。
消しても消しても、上から降ってくる仕事の山。
僕自身、
「こんなに働いているのに、なんで仕事が終わらないんだろう」
そんな毎日を過ごしていました。
机の上は物で溢れ、
優先順位もつけられない。
時間は使っているのに、
完了したタスクはほとんど増えない。
教員の多忙さを、
身をもって感じていた頃の話です。
一人ではやりきれなくなった瞬間
そんな僕に転機が訪れたのは、
校務分掌で「主任」を任されたときでした。
備品点検。
行事の計画。
関係各所への確認。
それまでは、
なんとか一人で終わらせていた仕事。
でも、主任になると、
一人では物理的に回らない量が一気に押し寄せてきました。
土日に学校へ行き、
教室を回って備品を確認する。
行事計画を立てるため、
前任者に聞き、修正し、また聞く。
その結果どうなったか。
授業。
学級経営。
本来、教員として最も力を注ぐべき仕事に、
まったく集中できなくなっていったのです。
「自分でやらなきゃ」という思い込み
当時の僕の前提は、これでした。
「自分の仕事は、自分でやりきらなければならない」
でも、その前提こそが、
自分を追い込んでいた原因だったのです。
ある日、先輩に言われました。
「仕事を人に振るのも、仕事のうちだよ」
その一言で、ハッとしました。
一人で抱え込むことが目的じゃない。
仕事を完遂することこそが、教員の仕事なんだ、と。
抱え込むほど、仕事は遅くなる
そこから、僕は考え方を変えました。
サッカーに例えるなら、
仕事には「シュート」と「パス」がある。
成績づけや、自分のクラスの授業づくり。
これは最終的に自分でシュートを決める仕事です。
ポモドーロやリマインダーを使い、
集中してやりきる。
でも、それだけでは足りない場面もある。
教員の仕事の多くは、
チームで完遂する仕事だからです。

多彩なパスを出せ
僕が意識するようになったのは、
パスの出し方を増やすことでした。
■ タスクを洗い出してからのパス
まずはマインドマップで仕事を可視化。
期限を確認し、相手の得意分野を考えながらパスを出す。
「これ、お願いできますか?」
「助かります!」
自分のボールを減らすことで、
思考の余白が生まれました。
■ 即興・高速パス
運動会や学年行事など、
「よっこらしょ」と腰が重くなる仕事。
そんなときは、
「〇〇さんならどうします?」
と投げてみる。
細かいパスを出し合ううちに、
計画のラフが自然とできあがる。
■ 禁じ手のパスパス
どうしても直接パスが通らない相手もいます。
そんなときは、
通る人に一度預ける。
この“間接パス”に、
僕は何度も救われました。
パスを出せる教員になる
パスを出すようになって、気づいたことがあります。
周りの力を借りることは、
決して甘えではない。
仕事は早く終わり、
内容も良くなり、
何より——
人と一緒にやる仕事は、面白い。
達成感が、まるで違いました。
アフリカのことわざに、こんな言葉があります。
「早く行きたければ、一人で行け。
遠くへ行きたければ、みんなで行け」
かつての僕は、
早くも行けず、遠くも行けませんでした。
でも、
パスを出していいと思えるようになった今。
少しだけ、遠くへ。
そして、前よりずっと楽しく。
教員として歩けている気がします。
皆さんも、
このジーニーのような「つながれる場」を
持ってみませんか?
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今日は、これでおしまい。
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