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 AI時代を生きる子どもに必要な力とは?育休教員が語る“家庭教育の本質”

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― 育休中の教員として、母として思う「これからの時代に育てたい力」とは?

はじめに ― 情報があふれる時代のママたちへ

AI(人工知能)が文章を書き、画像を作り、音楽まで生み出すようになった今、

これからの社会では、AIと共に生きることが当たり前になります。

“AI時代に子どもに本当に必要な力”

“家庭でどう育てていけばいいのか”

SNSには便利で素敵な情報もありますが、

「うちの子に合うのかな?」と感じる内容も少なくありません。

そして、その多くは教育現場を知らない人の発信です。

私は、育休中の現役教員として思うのです。

――教育実践に基づいた「本当に子どもを伸ばす関わり方」は、

SNSの情報とは少し違う。

この記事では、

私が教員として、現在育休中の母として、感じていることを交えながら、具体的にお話ししていきます。

AIが得意なこと、人間にしかできないこと

AIは、膨大な情報を整理し、最適な答えを導くことが得意です。

けれど、「どんな目的のために使うのか」「誰のために活かすのか」を考えるのは人間の役割。

さらに、AIは過去のデータをもとに答えを出すことはできても、

“ゼロから新しいアイディアを生み出すこと” はまだ得意ではありません。

新しい価値をつくる発想や、

「こうしたらもっと良くなるかも」と心が動く瞬間は、

人間の中でしか生まれません。

これからの社会で必要になるのは、

AIを使いこなすスキル以上に、AIでは代替できない“人間らしい力”。

たとえば――

自分の頭で考える力

相手を理解し、協力する力

新しい価値を生み出す創造力

心を動かし、感じ取る力

発想やひらめきを生み出す力

AIに置き換えられないのは、

“考え”、“感じ”、“つながり”、“ひらめく”人間だけの力。

その力こそ、これからの子どもたちに一番必要だと思うのです。

教育現場で感じてきた変化

教員として働いていた頃、ここ数年で教育の方向性が大きく変わったと感じています。

かつては「正解を早く出す子」が評価されていましたが、

今は「自分の問いを持ち、考えを深める子」が伸びる時代。

AIがどんなに発達しても、“問い”を生み出すことはできません。

「どうしてだろう?」「こうしたらどうなるのかな?」といった好奇心からこそ、学びが始まります。

授業中、子どもたちが友だちと話し合いながら考えを深める姿を見ていると、

「考える力」「対話する力」こそが生きる力になるのだと感じます。

そしてそこに、

自分だけのアイディアを言葉にする力 が加われば、

子どもたちはより主体的に学びを広げていくことができます。

AI時代を生きる上で最も大切なのは、

“自分の頭で考える習慣”と“発想を育てる経験”なのです。

家庭で育てたい「生きる力」

今、育休中の私は家庭の中で、子どもたちと一緒に過ごす時間を通して

教育の“原点”を改めて感じています。

家庭は、知識を詰め込む場ではなく、心の根っこを育てる場

AIには真似できない“人の温かさ”が、家庭教育にはあります。

3歳と1歳のわが子と過ごしていて感じるのは、

毎日の小さなやり取りが、確実に子どもの力を育てているということ

  1. 転んでも立ち上がる「レジリエンス」
  2. 「なんで?」「どうして?」を大切にする好奇心
  3. 相手の気持ちを想像する共感力
  4. 思いを言葉にする表現力
  5. アイディアにつながる“ひらめきの芽”

たとえば子どもがうまくできなかったとき、

「どうしてできないの?」ではなく

「どうやってやってみたの?」と聞く。

たったそれだけで、

子どもの中に“考える力”と“発想する力”が芽生えます

また、「できたね」よりも

「工夫したね」「あきらめなかったね」

過程を認める言葉かけが、子どもの自己肯定感を大きく育てます。

忙しい日常でもできる、家庭教育の工夫

育休中といっても、3歳と1歳を育てる毎日はあっという間。

食事、お風呂、寝かしつけ……気づけば一日が終わります。

理想通りの関わりができない日があって当然。

でも、そんな中でも 「子どもの心に寄り添う時間」 を少し意識するだけで変わります

子どもが何かに夢中になっているとき、一緒に見てみる

絵本を読むとき、「どう思った?」と問いかけてみる

子どもの話を数分だけでも“全身で聞く”

こうした小さな積み重ねが、

AI時代を生きる上での“人としての土台”につながっていきます。

そして、こうした関わりの中で、

子どもが自分からアイディアを生み出す瞬間も育まれていくのです。

AI時代にこそ、人間らしく生きる力を

AIがどんなに進化しても、

「心が動く瞬間」や「誰かと分かち合う喜び」は、人間にしか味わえません。

だからこそ、これからの子育てで大切にしたいのは、

教員としては、子どもたちの「考える力」を信じて見守ること。

母としては、家庭の中で「感じる力」を育てること。

そしてもう一つ、

“アイディアを生み出す楽しさ”を守り育てること。

AIに勝つ子ではなく、AIと共によりよく生きる子を育てたい。

それが、育休中の今だからこそ実感している“家庭教育”の大切さです。

おわりに

AI時代を生きる子どもたちは、

私たちが想像もできない未来を歩んでいくでしょう。

けれど、その未来を生き抜く力は、

今この家庭の中で育っています。

「なんで?」「やってみたい!」という子どもの好奇心を、

日々の中で大切にしていきたい。

AIがどんなに賢くなっても、

心を動かすのは、いつだって人のぬくもり

育休中の教員として、そして一人の母として、

これからも子どもたちの「考える力」「感じる力」「アイディアを生む力」

家庭からゆっくり育てていきたいと思います。

しえり

岡山県出身/小学校7年→育休3年目
専門は、児童心理学 日本認定心理士
読書と美容ファッションが趣味

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