「子どもたちが安心して過ごせるクラスをつくりたい」
「子ども同士が互いを尊重できる学級にしたい」
「人権教育について、日頃から感じている疑問や困り感がある」
そんな先生方と一緒に、「人権を軸にしたクラスの在り方」を考える時間をつくります。
今回のジーニーでは、今年で教員生活47年目を迎える pon先生 をお迎えします。
長年にわたって「人権」と「道徳」を軸に実践を積み重ね、現在も現場に立ち続けるpon先生。
今回は、pon先生から実践についてお話しいただくだけではありません。
参加される先生方が普段から感じている人権教育への疑問や困り感、日々の教室で考えていることを持ち寄り、みんなで語り合う時間にしたいと思っています。
「明日が少し明るくなる」。
そんな1時間を、一緒につくっていきませんか?
1.学級経営の「土台」としての人権
人権教育というと、年間に数回行う特別な授業や行事をイメージするかもしれません。
しかし、pon先生が大切にしているのは、もっと日常的な人権です。
「おはよう」から「さようなら」まで。
教室で過ごす一つひとつの時間の中で、子どもたちが、
「自分はここにいていい」
「自分のことを大切にしてもらえる」
「自分の思いを表現していい」
と感じられること。
そのための土台となるのが、「安心・安全・自由」です。
学級経営を一つのシステムに例えるなら、人権はその「OS」のようなもの。
どれだけ優れた授業や指導方法を取り入れても、学級の土台が不安定であれば、十分に機能しません。
だからこそ今回は、学級経営の根底にある「人権」を、みんなで一緒に見つめ直します。
2.46年の実践から学ぶ「pon先生」
今回のメインスピーカーは、pon先生。
大阪府で長年にわたり教員として歩み、今年で教員生活47年目を迎えます。
現在も図工の専科教員として現場に立ち、子どもたちと向き合い続けています。
pon先生のプロフィール
- 大阪府で46年以上にわたり教員生活を送る
- 指導教諭として、長年にわたり後進の育成にも携わる
- 道徳教育において大阪府優秀教員表彰を受賞
- 現在も図工の専科教員として現場に立つ
- 30年以上にわたり「人権と道徳の融合」を研究・実践
長い教員生活の中で、時代が変わり、子どもたちの姿が変わり、学校を取り巻く環境も変わってきました。
その中で、変わらず大切にしてきた「人権」とは何なのか。
そして、今の子どもたちと向き合う上で、人権教育をどう考えていけばよいのか。
pon先生の実践を手がかりに、一緒に考えていきます。
3.人権から考える「安心・安全・自由」なクラス
今回の大きなキーワードが、
「安心・安全・自由」
です。
では、どうすればこの3つを学級の中に実現できるのでしょうか。
pon先生の実践から見えてくるのは、子どもたちを「できる・できない」で分けない学級のつくり方です。
「知る → わかる → できる → 教えられる → 評価する」
学びをこの5つのステップで循環させることで、一人ひとりが学級の中で役割を持てるようになります。
特に重要なのが、「教えられる」という段階。
誰かに教えることは、教える側にとっても深い学びになります。
そして、教えてもらう側にも新しい気づきが生まれる。
「できる子」と「できない子」という固定的な上下関係ではなく、互いに学び合う関係をつくる。
そこには、学力や能力だけでは測れない、一人ひとりの価値があります。
4.「足を踏まない、踏ませない」という人権感覚
pon先生が人権を考える上で大切にしているのが、
「誰の足も踏まない。そして、誰にも足を踏ませない」
という考え方です。
これは、
- 他者の権利を侵害しない
- 同時に、自分自身の権利も守る
という、人権の両面を表しています。
「相手を大切にする」だけではありません。
嫌なことには「NO」と言える。
自分の気持ちや権利を守ることができる。
そして、相手にも同じように権利があることを理解する。
そんな自立と共感の両方を育てていくことが、人権感覚の土台になります。
5.「人権」を教科の中でどう実践するのか
人権は、言葉で説明するだけではありません。
pon先生は、図工をはじめとした教科の学習の中に、人権について考える仕掛けを組み込んできました。
ジェンダー × 図工
「思い込みあるある」を入り口に、「自分らしいランドセル」をデザイン。
「男の子だから」「女の子だから」といった固定観念から離れ、自分自身の「好き」や「らしさ」を表現します。
障害者理解・仲間づくり × 作品づくり
手話の指文字「な」と「み」を使って「波」を表現し、自分の手のデッサンを行います。
さらに友達の作品と組み合わせることで、「あなたと私」がつながる一つの作品へ。
一人ひとりの違いを大切にしながら、誰かと一緒につくる経験につなげます。
平和・国際理解 × 図工
沖縄学習からシーサーづくりへ。
あるいは、アフリカの「ティンガ・ティンガ」を題材に、世界の文化や人々の暮らしについて考える。
単に「かわいそうな人たち」として捉えるのではなく、その土地に生きる人々の生命力や文化の豊かさに目を向けます。
こうした実践を通して、子どもたちは「人権」を知識として学ぶだけではなく、自分の感覚として捉えていきます。
6.今回は「話を聞くだけ」ではありません
今回、pon先生が大切にしたいのは、参加者同士で語り合うことです。
人権教育について、
「これってどうしたらいいんだろう?」
「自分のクラスでは、こんなことで困っている」
「こういう場面で、どう声をかければいいのかわからない」
そんな日頃の疑問や困り感を、ぜひ持ち寄ってください。
pon先生から実践についてお話しいただきながら、参加者同士でも考え、語り合う。
一つの「正解」を学ぶのではなく、それぞれの現場に持ち帰れるヒントを一緒に探していきます。
「明日が少し明るくなる」
そんな時間を、みんなでつくれたらと思っています。
開催概要
📅日時:11月7日(土)21:00〜22:00
💻形式:Zoom
🎤出演:
pon先生/メインスピーカー
坂本さん/ナビゲーター
こんな先生におすすめです
- 人権教育について、改めて考えてみたい
- 学級経営の中で人権をどう捉えればいいか悩んでいる
- 子どもたちが安心して過ごせるクラスをつくりたい
- 子ども同士が互いを尊重できる関係をつくりたい
- 日頃の人権教育についての疑問や困り感を誰かと話してみたい
- ベテランの実践から学びたい
- 自分の実践や悩みを、他の先生と共有してみたい
「クラスの土台」を、一緒に考えませんか?
46年以上の実践を積み重ねてきたpon先生の話を聞きながら、参加者それぞれが抱えている疑問や困り感も持ち寄る。
そんな、一方通行ではない1時間です。
人権教育に「正解」は一つではありません。
だからこそ、いろいろな先生の考えや実践に触れることで、自分の教室を見る新しい視点が生まれるかもしれません。
明日、教室のドアを開けるとき、少しだけ景色が明るく見える。
そんな時間を、一緒につくりましょう。
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