「復職後の生活が想像できなくて不安…」
「仕事も家庭も、どちらも中途半端になりそうで怖い…」
育休からの復職を前に、多くの教員がこうした不安を抱えています。
その悩みを少しでも軽くし、具体的なヒントと希望を届けたい。
そんな想いから、教員コミュニティ『ジーニー』では、オンライン座談会
『育休からの復職もう怖くない!仕事と家庭を両立するための “超”時短術』
を開催しました。
当日は、立場の異なる3名の先生方をお迎えし、リアルな経験と実践知を共有していただきました。
登壇者紹介
- ノボルさん
現役小学校教員(12年目)。1年間の育休後、定時退勤を実践し続ける二児の父。 - しえりさん
小学校教員(通算11年目)。復職を目前に控え、等身大の悩みを抱える育休中の教員ママ。 - たかさん
元小学校教員(17年間)。男性で初めて時短勤務を経験し、制度にも詳しい四児の父。
それぞれの視点から語られた話は、明日から使えるヒントに溢れていました。
本レポートでは、座談会で共有された学びを整理し、復職への一歩を後押しするエッセンスをお届けします。
1. マインドセットの転換
「良い先生・良い親」の呪縛から自由になる
時短術を学ぶ前に、まず大切なのは 考え方 の転換です。
どれほど優れたテクニックも、心の土台が整っていなければ続きません。
優先順位の再定義
「先生である前に、親でいたい」
ノボルさんは以前、夜9時・10時まで働き、朝6時半に出勤する生活を続けていました。
しかし、過労が原因で事故に遭いかけた経験から、働き方を根本的に見直します。
その原点にあったのが、
「先生である前に、親でいたい」
という想いでした。
子どもに見せたいのは、完璧な姿よりも、ご機嫌なパパ・ママ。
そのためには、心の余裕が何より大切。
「何のために働くのか」を問い直し、
仕事と家庭の優先順位を見直すことが、働き方を変える第一歩になります。
罪悪感からの解放
「すみません」を「ありがとうございます」へ
早く帰ることへの罪悪感は、多くの教員が感じている壁です。
ノボルさんは、その壁を越えるために、言葉を変えました。
- 「すみません」ではなく
- 「ありがとうございます」
この一言の違いが、
・自分の心を軽くし
・職場の空気を柔らかくし
・お互いを支え合う文化を生み出します。
たかさんも、時短勤務を経験したことで
「今度は自分が支える側になりたい」と感じるようになったと語っていました。
個人の意識の変化が、職場全体を変えていく。
その好循環が、両立を可能にします。
2. 明日から使える!仕事と家庭の 超・時短術
仕事と家庭の 超・時短術【仕事編】
定時退勤を支えるコミュニケーションの工夫
ノボルさんが実践している、放課後対応を減らすための3つの工夫をご紹介します。
- 先手の電話連絡
トラブルが起きたら、子どもが話す前に学校から連絡。
下校前に対応することで、後手の電話対応を防ぎます。 - 攻めの学級通信
日頃から学校での様子を発信し、保護者の不安を先回りして解消。
結果として、問い合わせ自体が減ります。 - 一筆箋の活用
1日2人、3行だけ「その日の頑張り」を伝える。
この小さな積み重ねが、強い信頼関係を築きます。
その他にも、
- 「お先に失礼します」ではなく感謝を伝える
- 5秒でできることはその場で処理する
といった工夫が、時間と心の余裕を生み出します。
仕事と家庭の 超・時短術【家庭編】
「頑張る」から「仕組み」に切り替える
家庭を回す鍵は、個人の努力ではなく 仕組み化 です。
しえりさんの印象的な言葉がありました。
ママの機嫌が、家庭の治安。
だからこそ、
- 家事や育児の役割をルール化する
- 家電・冷凍食品・外部サービスを遠慮なく使う
「完璧」を目指さず、「無理なく続く形」を選ぶことが、家庭の安定につながります。
3. 知らないと損する制度活用のポイント
「育児短時間勤務制度」は選択・交渉できる
たかさんは、家族全体のキャリアを考え、
自ら時短勤務を選択しました。
教員の時短制度には、
- 1日の勤務時間を短くする
- 週の勤務日数を減らす
など、複数の選択肢があります。
大切なのは、
「自分はどう働きたいのか」を明確にし、
管理職と粘り強く話し合うことです。
経済的不安を和らげる制度
- 育児短時間勤務手当金
- 養育期間標準報酬月額特例
これらを知っているかどうかで、
安心感は大きく変わります。
生まれた時間は、未来への投資
ノボルさんは育休中に 「時短家事コーディネーター」 の資格を取得。
その学びは、家庭だけでなく、教務の効率化にも活かされています。
時短は キャリアの停滞ではなく、再設計の時間。
そう捉えることで、可能性は大きく広がります。
4. まとめ
不安を「ワクワク」に変えるために
今回の座談会から見えてきた、3つの柱。
- マインドセットの転換
- 具体的で現実的な時短術
- 戦略的な制度活用
告知文でお伝えした
「復職は、我慢の始まりではありません」
という言葉は、決して綺麗事ではありません。
正しい知識と工夫があれば、
仕事も家庭も、どちらも大切にする働き方は可能です。
このレポートが、
あなたの新しい一歩を後押しできれば幸いです。
最後に
ご登壇いただいたノボルさん、しえりさん、たかさん、
そしてご参加くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
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