イベント報告

【イベント報告】AIで10分!「マイ・学習アプリ」ポータル構築ワークショップ―― 教育の未来を、自分の手でつくる夜 ――

イベント報告

2026年2月23日、三連休最終日の21時。
世の中が休息モードに入るなか、オンライン会場には確かな熱量がありました。

教員コミュニティ『ジーニー(Genie)』主催
AI・学習アプリ構築ワークショップ。

集まったのは、最新技術を“知る”だけでなく、明日の教室を“変える”と決めた先生たちです。

講師はさささん。
ナビゲーターはたにさん。

現場感覚と実践知が交差する、濃密な1時間となりました。

1.「ICTの形骸化」からの脱却

「端末はある。でも使い方は動画視聴やドリル止まり」
「教材リンクが散らばり、子どもが迷子になる」

GIGAスクール以降、多くの学校で聞かれる声です。

今回のテーマは明確でした。

“聞くだけの研修”を終わらせる。AIでその場で“つくる”。

連休最終日の夜にも関わらず多くの先生が参加したこと自体が、
現場の本気度を物語っています。

目指したのは、散らばった教材を一つにまとめる「学びのポータル」
教員自身が学習導線をデザインする実践です。

2.さささんが示した「現場×AI」の可能性

さささんは教職歴23年の小学校教員。
数年前までは、職員室で黙々とExcelを触る先生だったそうです。

そこから独学でGoogle Apps Scriptを学び、
ChatGPTの登場をきっかけにAI活用へとシフト。

現在は、

・端末管理アプリ
・振り返り自動化ツール
・体力テスト分析アプリ

などを自作。

現場発の実践が評価され、メディアでも取り上げられる存在となりました。

AIは特別な人のものではない。
教員こそ“創り手”になれる。

その事実を体現する姿でした。

3.Geminiで体験した「要件定義」の力

今回の実践では、Google Geminiのキャンバス機能を活用。

ポイントは、いきなりコードを書かせないこと。
まずは「どんなものを作りたいか」を対話で整理します。

例:
・小学2年生向け
・掛け算クイズ
・HTML形式
・Googleサイトに埋め込み可能

ゴールを具体化すると、数十秒でアプリの骨格が生成されました。

さらに、

・九九を逆順に出題するリバースモード
・正解時にサッカーボールが飛ぶ演出
・その場でコードを微調整

など、教育的意図を反映。

人が設計し、AIが加速させる。
その関係性を全員が体感しました。

4.Googleサイトで「点」を「面」に

作ったアプリを授業で活かすために、Googleサイトでポータル化。

・シンプル版
・サッカー版
・リバース版

など複数ページを作り、子どもが選べる設計に。

そして重要なのがセキュリティ。

Googleグループアドレスを用いた閲覧制限設定 まで具体的に共有され、
「これなら明日から使える」という実装レベルまで踏み込みました。

※完成したものがこちらです。
https://sites.google.com/view/jini-demo/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

5.対話から生まれた深化

後半は、たにさんの問いかけから活用の幅がさらに広がりました。

・学習指導要領PDFを読み込ませ、学年準拠の漢字クイズを生成
・作成したURLをロイロノートで共有
・物理エンジンを使ったゲームを短時間で完成させた参加者も登場

チャット欄は驚きと高揚感に包まれました。

「AIは知っているかではなく、一度一緒に作ったことがあるか。」

その意味を、全員が実感した瞬間でした。

6.ジーニーが目指す未来

ジーニーは、
職員室では少し話しづらい挑戦を安心して語れる場所です。

「AIに挑戦してみたい」
「アプリを自作してみたい」
「同じ志の先生とつながりたい」

そんな想いを持つ先生が集い、
未完成の挑戦を称え合う文化があります。

今後は、

・自分専用AIエージェント構築
・Claude活用による教材作成
・NotebookLMの授業応用

など、さらに実践的な企画を予定しています。

これらに参加するには、教員コミュニティ『ジーニー』への入会が必要です。

現在は、コミュニティメンバーが開催している ZOOM教員交流会に参加することで、無料で入会できます。

ZOOM教員交流会では、

・全国の先生と気軽に語り合える
・実践や悩みを安心して共有できる
・ジーニーの雰囲気を体感できる

そんな時間を過ごせます。

興味のある方は、こちらからお申し込みください。
⬇️
https://forms.gle/uHLZ5H8kEzq1buLa8

一人では高く感じる壁も、仲間となら遊び場になる。
その最初の一歩を、ぜひここから。

終わりに

「まずは遊んで、体験して、覚えること。」

さささんの最後のメッセージです。

AIという新しい“筆”を手にしたとき、
教育はもっと自由で、もっと創造的になります。

明日の教室を変えるのは、誰かではなく私たち。

その続きを、ジーニーで一緒に創っていきましょう。

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