ブログ

【子どもの苦手がつい気になる人へ】元教員4児ママが実感した“強み”の大切さ

ブログ

子どもを育てていると
子どもと関わっていると
どうしても気になってしまうこと
ありませんか?

忘れ物が多い
片付けが苦手
字を書くのが遅い
集中が続かない
落ち着かない



あれができない、これができない・・・

もっとこうなってほしい・・・

子どもたちのことを思うと、
「できるようになってほしい」
と願うのは、とても自然なこと

大切に思っているからこそ
気になってしまう

私自身、子どもに関わる中で
「できないこと」につい
目が向いてしまう瞬間があります

でも
「苦手を埋める」
ことばかりに意識が向くと


その子が本来持っている力
見落としてしまうことがある
ということも忘れないでいたい


そう思っています


今回は、そんな想いに至ったエピソードを
お伝えします


人間の能力には役割がある

エピソードをお伝えする前に・・・


そもそも人間
ネガティブなことに目が向きやすい生き物です

これは、生存本能
とも言われています

危険を察知したり
失敗を避けたりするために



人は「問題」や「不足」を
優先的に見るようにできています


これもすごい能力だと思います

特に日本では

  • 苦手を克服する
  • 周りと同じようにできるようにする
  • 平均まで引き上げる


という考え方が長年
教育の中でも大切にされてきました

もちろん
その考え方によって
支えられてきた部分も
たくさんあります

だから、
「できないこと」に向き合うことが
悪いわけではありません


必要な時もあるし
そうすることで得られることもあります

重要なのは 

ネガティブにも役割がある
ポジティブにも役割がある

大切なのは、どちらかだけではなく
バランスなのだと思います


書くのが苦手な子どものエピソード

以前、ある先生から聞いた
エピソードが印象に残っています

ある特性のある子どもがいました

その子は、板書が極端に苦手でした

授業のめあてを書くだけで
1時間の大半を使ってしまう

丁寧に書こうとすればするほど
時間がかかり
授業内容に集中する余裕が
なくなってしまう

「せめて書けるようにしてあげなければ」
「このままでは困るのでは」


もちろん、親も教師も
その子の未来を思って関わっていました

でも、ある時、
「学び方」「取り組み方」を変えてみたそうです


するとどうなったでしょうか?


『苦手』より『強み』が可能性を広げる

その子は、字を書く代わりに
パソコンを使うようになりました

すると、驚くような変化が起きたそうです

これまで板書のめあてを書き写すだけで
終わっていた授業で

  • 自分の考えを文章にまとめる
  • データを整理する
  • グラフを作成する
  • 分かりやすい資料をつくる

そんなことが
どんどんできるようになったそうです

実際に成果物のbefore→afterを
見せてもらったのですが

正直
とても同じ子が考えたものとは
思えないほどの差がありました

その話を聞いた時
「苦手」よりも『強み(できること)』
に目を向けることの大切さ
を痛感しました


そして、認識を改めました

「字が書けない」ことと
「考えられない」ことは
全く別なのだと

その子は
ただ「書く」という作業に
膨大なエネルギーを
使っていただけだったのかもしれません

苦手な方法から少し離れ
自分に合う方法を手に入れた時
本来持っていた力が一気に表に出てきた


子どもたちの持っている可能性を
一方からの見方だけで
潰してしまいたくない

そう思えるエピソードでした

『強み』に目を向けるメリット

ある心理学の研究でも、

  • 自分の強みを活かしている人ほど幸福感が高い
  • 主体性や意欲が高まりやすい
  • 学習への没頭感(エンゲージメント)が高まる

といったことが分かっています。

人は、「苦手」を指摘され続けるより
「強み」が活きる時の方が
自然と力を発揮しやすくなる
のです

もちろん、苦手へのサポートが
必要な場面もあります

でも
「苦手を減らす」だけではなく
「強みを活かす」視点が加わると

子どもの見え方は
大きく変わるのではないでしょうか

先生たちも、『自分の強み』を活かしていい

これは、子どもだけではなく
先生たちにも言えることです

教育現場の仕事は、本当に増えました
私が長い育休中に取り入れられたことが
たくさんあります

  • プログラミング教育
  • 道徳の教科化
  • 外国語教育
  • ICTの導入
  • 一人一台端末

求められることは増える一方

そんな中で
「全部をやらなければ」と思うほど
先生自身が苦しくなってしまう

でも今は、

  • チーム担任制
  • 教科担任制
  • ICT活用
  • 外部人材との連携

など、「一人で抱え込まない働き方」
少しずつ広がってきています。

だからこそ、先生たち自身も、

「全部を平均的にこなす」

より、

「自分の強みを活かす」

という働き方が
もっとあってほしいと思います

『強み』に目を向けるために「できること」

では、実際にどうすれば
「強み」に目を向けられるのでしょうか。

おすすめなのは
「困り感の裏側」を見てみることです。

例えば、

  • 落ち着きがない → 行動力がある
  • おしゃべり → 表現力がある
  • マイペース → 自分の世界を持っている
  • こだわりが強い → 探究心がある

そんなふうに、見方を少し変えてみる。

そして、


「この子は、どんな時に楽しそうだろう?」
どんな方法なら力を発揮しやすいだろう?」

と観察してみること

実はこれ、大人にも同じことが
言えると思っています

  • 人前で話すのは苦手だけど、文章で伝えるのは得意
  • 細かい作業は苦手だけど、人との関係づくりは得意
  • 計画は苦手だけど、行動力はある


そんなふうに
自分自身の「強み」にも目を向けてみる

子どもも、親も、先生も・・・

「苦手」を見つけるのは簡単です

でも、「強み」を見つけるには
その子をよく見ようとする視点が必要です

苦手をなくすことだけではなく
その子らしい力が発揮できる方法を探していく

そんな関わり方が親としても
していきたいと考える日々です


人間なので
ついついネガティブな面にも目が向きますが


そこに気づけたらOK!
ぐらいの気持ちで


子どもたちのポジティブな面に
目を向けられたら
気持ちも明るく軽くなっていきます


そして
子どもたちだけでなく
親としても先生としても
自分のポジティブな面に
気づける人

増えていってほしいと願っています

ゆめ

元小学校教員(10年)→4児の母
自分を大切に、人とのつながりを大切に
専門:ウェルビーイング、ポジティブ心理学
座右の銘:『人間だもの』『なんとかなる』

ゆめをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました