「あ~!もう!今日もまとまった時間がとれなかった!」
って思ったこと、ありませんか?
私はあります。何回も、何回も。
はっきり言っておきます。
学校現場で、30分や1時間といったまとまった時間を毎日確保するのは無理です。
子ども対応、保護者からの電話、急な依頼、会議、研修。
予定通りに進まないのが、学校の仕事です。
だから、まとまった時間が取れないからといって、
「自分は仕事が遅い」
「だから定時退勤できない」
と、自分を責める必要はありません。
問題は、能力や気合いではなく、時間の使い方です。
今回は、まとまった時間が取れずにしんどい思いをしている教員に向けて、
明日からすぐ実践できる隙間時間の使い方をお伝えします。
なぜ教員の仕事は終わらないのか?理想の空き時間を待つことの罠
「しっかり仕事を進めるには、まとまった時間が必要だ」
そう思う気持ちは痛いほど分かります。
実際、重い仕事ほど、まとまった時間でやれたほうが進みます。
ですが、学校現場はその理想通りには回りません。
まとまった時間を待っていたら、仕事は終わりません。
その結果、仕事が後ろへ後ろへとずれていきます。
そして放課後になって、疲れた状態でまとめて向き合うことになります。
これでは、定時退勤が難しくなるのは当然です。
教員の仕事は、まとまった時間が取れる前提で組み立てると崩れます。
だから必要なのは、まとまった時間を待つことではなく、
短い時間でも前に進める働き方に変えることです。

5分・10分の積み重ねが、教員の仕事を終わらせる武器になる
ここで見落としたくないことがあります。
まとまった時間は取りにくくても、
5分、10分、15分といった短い隙間時間は、一日の中に意外とあります。
例えば、
2時間目と3時間目の間に5分空いた。
会議まで10分ある。
空き時間に授業準備をしていたら、思ったより早く終わって15分できた。
こうした時間です。
一つひとつで見ると短い時間です。
ですが、合わせると意外と大きな時間になります。
5分が3回あれば15分です。
10分が2回あれば20分です。
5分、10分、15分と重なれば、それだけで30分になります。
もちろん、連続した30分とは違います。
途中で止まることもありますし、静かに集中できる時間とも限りません。
それでも、仕事を少しずつ前に進めるには十分な時間です。
学校では、まとまった時間を待つより、隙間時間を組み合わせて使うほうが現実的です。
教員が定時退勤に近づくには、この発想がかなり重要です。
教員の隙間時間は「終わらせる時間」ではなく「前に進める時間」
ここで発想を変える必要があります。
隙間時間は、全部を終わらせる時間ではありません。
少しでも前に進める時間です。
例えば、
学級だよりを3行書く
通知表の所見を1人分書く
校外学習の日程を考える
会議の資料を整える
教科書をサッと読む
このくらいなら、5分や10分でもできます。
大事なのは、終わるかどうかではありません。
始めること、少し進めることです。
「中途半端になるくらいならやらない」
「ちゃんと時間が取れたときにやろう」
その結果、仕事が放課後に残ります。
しかし、隙間時間に少しずつでも進めれば、放課後の仕事量は確実に変わっていきます。
教員が定時退勤するためには、仕事を放課後まで持ち越しすぎないことが大事です。
定時退勤できる教員は、特別な裏技を使っているわけではありません。
短い隙間時間を、有効活用しているのです。

「仕事が終わらない」を終わらせる時間術
定時退勤できない日が続くと、自分を責めたくなると思います。
ですが、必要なのは自分責めではありません。
短い時間を前進に変える使い方です。
隙間時間をただ流すのをやめるだけで、放課後のしんどさは少しずつ変わっていきます。
教員が定時退勤できないのは、怠けているからでも、能力が低いからでもありません。
まとまった時間が取りにくい現場で、短い時間の使い方まで教わらないまま働いているからです。
だから、まず変えるべきは自分責めではありません。
隙間時間の使い方です。
定時退勤によって生まれた時間は、単なる余り時間ではありません。
疲れた顔ではなく、家族と笑顔で話せる時間かもしれません。
張りつめていた気持ちをゆるめて、自分の心と体を回復させる時間かもしれません。
余裕のない顔で教室に立つのではなく、落ち着いて子どもたちの前に立つための準備の時間かもしれません。
あるいは、仕事に飲まれる毎日ではなく、「自分の人生を生きている」と実感を取り戻す時間かもしれません。
定時退勤で生まれる時間は、あなたの人生そのものです。
教員の働き方や職員室の人間関係、マインドなどについて、今後も発信していきます。
先日、オープンチャット「教員向け 定時退勤サロン」を立ち上げました。
【教員向け 定時退勤サロン】では、
定時退勤の工夫や働き方の整え方
人間関係で消耗しすぎないための考え方
などを共有したり、勉強会を行ったりしていく予定です。
一人で抱え込まず、少しでも毎日を軽くするために、ここで一緒に働き方を整えていきませんか?
-1.png)

コメント