はじめに|4月は「何からやればいいか分からない」
4月。新年度が始まると、多くの教員がこう感じます。
「何から始めればいいんだろう」
「とりあえず学級開きをしなきゃ」
「早くクラスを落ち着かせないと」
特に若手教員ほど、この不安は大きくなります。
やることは多い。時間はない。
そして「最初が大事」というプレッシャーもある。
ただ、ここで一つ大切な視点があります。
4月は「完成させる月」ではありません。
「整える月」です。
4月の学級経営のイメージはこのような形です。

① 関係をつくる|名前を呼び、関わりを増やす
4月に最初にやるべきことは、これです。
子どもとの関係づくり
4月の子どもたちは、
- 新しい環境に不安を感じている
- 教師との距離が分からない
- クラスの雰囲気を探っている
という状態です。
このときに必要なのは、ルールでも指導でもなく、
「この先生は安心できる人だ」と感じる関係
です。
そのためにやることはシンプルです。
- 名前を呼ぶ
- 短く声をかける
- 目を合わせる
「短く・回数多く」関わることがポイントです。
② 行動を育てる|できたことをその場で認める
次にやることは、
できている行動を見つけて、その場で認めること
4月の子どもたちは、「どうすればいいか分からない状態」です。
そのときに、注意を増やすよりも、
望ましい行動を増やすこと
の方が、学級は安定します。
例えば、
- 「今の聞き方いいね」
- 「もう準備できてるね」
- 「静かに座れているね」
ここで大切なのは、
具体的に伝えること
「何が良かったのか」が分かると、その行動は繰り返されます。
③ 型をつくる|最初の1週間を整える
最後にやることは、
最初の1週間の流れを整えること
4月は変化が大きく、
- 子どもの様子が日々変わる
- 学級の雰囲気が揺れる
- 予定も流動的
です。
この中で大切なのは、
「型」をつくること
例えば、
- 朝の入り方
- 授業の始め方
- 1日の流れ
この型があるだけで、子どもも教師も安心できます。
4月は「整える月」でいい
ここまで紹介したのは、

- 関係をつくる
- 行動を育てる
- 型をつくる
この3つです。
4月は、
完成させる月ではありません。
整える月です。
最初からうまくいかなくても大丈夫です。
少しずつ関係をつくり、少しずつ型を整えていけば、学級は必ず落ち着いていきます。
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