交流会・座談会

【9/12開催】教員の「心のゆとり」が教室を変える ~『待つほど育つ』対話型セミナー ~

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開催日: 2026年9月12日カテゴリー:

1.2学期、「もっと頑張らなきゃ」と思っていませんか?

2学期が始まると、

「1学期の遅れを取り戻さなければ」
「運動会や行事に向けて、クラスをまとめなければ」
「子どもたちをもっと成長させなければ」

そんな思いが、少しずつ強くなっていきます。

もちろん、子どもたちのために頑張ろうとする気持ちは、教師にとって大切なものです。

でも、教師自身に余裕がなくなると、その「熱意」がいつの間にか「子どもを思い通りに動かしたい」という気持ちに変わってしまうことがあります。

教師が必死になるほど、子どもとの距離が開いていく。

言葉をかけても、なかなか伝わらない。

教室から「余白」がなくなり、教師も子どもも疲れてしまう。

そんな悪循環を、どうすれば変えていけるのでしょうか。

今回のセミナーで大切にしたいのは、新しい指導技術を増やすことではありません。

子どもをよく観る「見取り」に立ち返り、あえて一歩引いて「待つ」という選択肢を持つことです。

2.「動かす教育」から「呼吸を合わせる教育」へ

教育は、教師が子どもを思い通りに動かすことではありません。

子どもを一人の人として尊重し、その子自身が動き出すタイミングを信じて「待つ」。

この「待つ」は、何もしないことでも、放っておくことでもありません。

子どもの力を信じるからこそ、あえて介入しすぎないという、意識的な選択です。

2学期から、こんなふうに関わり方を変えてみませんか?

これまでこれから
理想の状態に近づけようとする一歩引いて子どもを観る
教師の予定や進度を優先する子どもの歩幅に合わせる
言葉で説得しようとする「間」をつくり、考える時間を待つ
教師が教室を動かす子どもたちが自ら動ける環境をつくる

教師が「こうしなければ」という思いを少し手放す。

すると、教師自身に余白が生まれます。

そして、その余白が教室の空気にも伝わっていきます。

教師に余裕があるからこそ、子どもも失敗を恐れず、自分らしく動くことができる。

「待つ」という姿勢は、2学期の学級経営を支える大きな力になるはずです。

3.講師は「待つ教育」を実践する石井雄大さん

今回お話しいただくのは、公立小学校教諭・教育学者の石井雄大さんです。

石井 雄大(いしい ゆうだい)さん

石井 雄大 (@yudai_Ishii8195) on X
公立小学校/教育学者(学級経営・生徒指導)/学会賞(生徒指導・特別活動)/専修免許(幼・小・中・高) 特支1種・2種/研究授業・模擬授業200回以上/voicyパーソナリティ⚪︎単著2冊目・共著出版予定(執筆中)

上越教育大学大学院修了後、埼玉県の公立小学校に着任。

専門は、学級経営・生徒指導・教育心理学。

2024年「日本生徒指導学会研究奨励賞」
2025年「日本特別活動学会 第十一回全国推薦事例賞」

を受賞されています。

そんな石井さんですが、最初から「待つ教育」を実践できていたわけではありません。

教師3年目、6年生の担任をしていたときのこと。

「最高のクラスにしたい」という思いが強くなるほど、言葉は空回りし、教室には摩擦や冷ややかな空気が生まれていきました。

熱意を注ぐほど、子どもたちとの距離が広がっていく。

そして、自分自身も限界に近づいていく。

その経験から石井さんは、教育の本質について考え直します。

「子どもを動かす」のではなく、

「子どもと呼吸を合わせる」。

この経験と実践が、著書『待つほど育つ子どもの力』にもつながっています。

今回は、この「待つ教育」をテーマに、石井さんと一緒に考えていきます。

4.講義を聴くだけではなく、「自分自身」を見つめる1時間

今回のセミナーは、一方的に話を聴く講義ではありません。

教員同士で対話しながら、自分自身の「頑張りすぎ」に気づき、2学期の関わり方を考える時間です。

当日の流れ

① エネルギー残量をシェア

「今の自分は100%中、何%くらい?」

まずは、自分自身の状態を数値化して共有します。

今の自分をそのまま認めるところからスタートします。

② 「〜ねばならない」を手放す

「全員を揃えなければ」
「毎日、完璧な授業をしなければ」
「もっと子どもたちを成長させなければ」

自分を縛っている「〜ねばならない」を書き出し、仲間と共有します。

お互いの頑張りを認めながら、少しだけ荷物を下ろしていきます。

③ 2学期の自分への「ゆるい約束」をつくる

例えば、

「指示をしたあと、5秒待ってみる」
「1日1回、子どもと一緒に笑う」
「すぐに答えを教えず、まず見守る」

など。

頑張りすぎないための、具体的な「ゆるい約束」をつくります。

5.この1時間で、自分自身にも「余白」を

学校現場では、弱音や悩みを口にすることが難しいこともあります。

だからこそ、否定されずに話せる場所が必要です。

「自分だけがうまくできていないわけじゃない」

「みんなも同じように悩んでいるんだ」

そう感じられるだけでも、また明日から教壇に立つ力になります。

そして、自分に少し優しくなれた分だけ、子どもにも優しくなれる。

この1時間を、そんな時間にしたいと思っています。

開催概要

日時:9月12日(土)21:00〜22:00
形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料
参加条件:対話やワークに参加できる方

2学期という長い航海の前に。

教師自身が心に余白を持つことは、決して「贅沢」ではありません。

子どもを変えようとする前に、
少しだけ自分の力を抜いてみる。

すぐに答えを出すのではなく、
少しだけ「待って」みる。

その小さな変化が、教室の景色を変えるかもしれません。

石井さんと、そして同じように悩みながら子どもたちと向き合っている仲間たちと一緒に、

「待つ」という教育について考えてみませんか?

あなたの参加をお待ちしています。

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