「また今月も年休、使えなかった…」
21時を過ぎても職員室に残り続け、
気づけばメンタルはボロボロ。
教員という仕事。
好きなのに、続けられる気がしない…。
そんな気持ちを抱えていませんか?
でも待ってください。
年休は「運よく取れるもの」じゃない。
「戦略的に取るもの」なんです。
前回の記事では、
「戦略的年休がなぜメンタルケアに効果的なのか」
について、私の経験をもとに分かりやすく解説しました。
↓↓
今回の記事では、
元小学校教員17年の私の実体験をもとに、
を余すところなくお伝えします。
この記事は、毎年、年休を10日しか使えなかった過去の私のように、
- 年休をほとんど使えていない、使いづらいと感じている
- 夏休みや冬休みしか年休が使えない
- 年休取得すると、自習プリントの丸つけリカバリーが大変
- 年休残り日数「40日」に見慣れてしまった
という先生むけて書きました。
この記事を最後まで読むことで、
精神論でも根性論でもない、
仕組みとしての「戦略的年休」を
取得するための具体的なノウハウが
手に入ります。
授業日に年休を取得する3つのパターン
月の授業計画を戦略的に立てることで、
2週間に1回、午後半休が取れるように
なります。
私が実践した3つのパターンを具体的に
紹介します。
専科授業を狙った「午後4時間年休」
5・6時間目の専科の先生が入る日を活用し、自分は午後4時間の年休を取得するパターン。
- 午後の授業を専科の先生に2〜3週間前に依頼する
- 学年団のメンバーに「この日に休む予定」と事前共有する
- 専科の先生に「帰りの会まで担当してほしい」とあらかじめお願いしておく
- 年休申請を提出(理由は「私用のため」でOK)
専科の先生には「帰りの会まで」とセットでお願いすることで、
自分の不在中に穴が生じません。
2〜3週間前から動くことで、
専科の先生側にも余裕が生まれます。
テスト+補強コンボで年休を生む
授業進度を計画的に調整し、
6時間目にテストが来るように設計。
その時間に補強に入ってもらうパターン。
- 2週間先の「年休取得日」を先に決めてしまう
- その日の6時間目にテストが来るよう、逆算で授業進度を組む
- テストの時間に補強(別の先生に監督)に入ってもらうよう依頼する
- テスト後の丸つけ・返却は後日まとめて対応すると割り切る
「休む日を先に決める」ことで
授業計画が引き締まります。
テスト日が決まれば進度管理も
自然と明確になるという副産物もあり。
時間割の組み換え交渉術
他学級の先生と交渉し、
専科の先生の時間割を入れ替えてもらうことで午後年休を生み出すパターン。
- 取得したい年休の日を2週間前に決める
- 他学級の担任に「時間割の組み換えをお願いできますか?」と交渉する
- 専科の先生の授業を自分のクラスの午後に集めるよう調整してもらう
- 専科の先生にも変更を連絡し、承諾をもらう
「お互い様」の関係を日頃から築いておくことが大前提。
逆に相手が休みたいときには快く協力することで、
この交渉がスムーズになります。
3パターン活用の成果

3つの戦略を使って年休を取得することで
実際、次のような成果が変化があなたに起こり始めます!
- 結果:2週間に1回、午後半休が取れるようになる
- 副産物:「休む日」を先に決めることで、授業計画が逆算的・計画的になる
- 心理:「来週は休める」という見通しがあるだけで、安心感が得られる
夏休み21連休を実現した具体的戦略
夏休みに21連休を実現できた秘訣は、
ひとことで言えば
「ゴールデンウィーク頃に夏の計画をすべて立ててしまうこと」
です。
5月に家族旅行のホテル・旅館の予約と年休申請
夏の旅行計画をゴールデンウィーク頃に立て、ホテルや旅館の予約を確保します。
約3ヶ月先の予定を先に決めてしまうことがポイントです。

これは、実際に
2024年8月に私が21連休を取得したときのカレンダーです。
我が家は6人家族。
予約が遅れるホテル自体が取れないこともあるため、早期予約は必須でした!
旅館の予約を入れた時点で、とりあえず、
旅行日分の年休取得申請も同時に提出します。
その他の年休は、7月に入ってからでもOKです!
夏の研修・備品整理・職員会議が入る前に
申請を完了させることが肝です。
5月の申請であれば、
後から校務の予定が入っても
「先約がある」という正当な理由が成立します。
校務が入りやすい時期を把握・回避する
経験を重ねると、校務の予定が入る時期は毎年ほとんど変わらないことがわかってきます。
夏休み最初の数日と、2学期が始まる直前は備品整理・校内研修・職員会議が集中しやすい時期。
(画像:青色の部分)
基本的には、そこを外して休みを設計します。



もし、家族旅行と校務が重なってしまったら、どうしたらいいの?

家族旅行を優先させてください!
5月の時点で年休申請が通っているので、これは権利の正当な行使です。
5月に夏休みの予定を組む4つのメリット
オフピークで旅行できる
お盆の時期や土日を避けて予約できるため、
人が少ない時期にゆっくり旅行を楽しめる。
宿泊費を節約できる
早期予約割引で安く確保できる。
繁忙期との差額は大きく、
家族旅行の場合はとくに効果的。
予約の確実性が上がる
6人家族など大人数の場合、
予約が遅れると宿自体が取れないリスクがある。
早期予約で確実に確保。
1学期のモチベーションになる
3ヶ月先の楽しみがあるだけで、
日々の仕事への向き合い方が変わる。
1学期のモチベーションになる。
あと何日というワクワク感がたまらない!
これが最大の副産物!
夏休みの戦略は「取れたら取る」ではなく、
「取ると決めてから動く」。
この発想の転換が、21連休を可能にしました。
まとめ:年休は「取れるもの」ではなく「戦略的に取るもの」
ここまで読んでくれたあなたへ。
最後にひとつ聞かせてください。
「来月、年休を1日取れそうですか?」
もし即答できないなら、
それはあなたのせいじゃない。
仕組みがないから、取れていないだけです。
今回紹介した戦略を、
もう一度整理します。
授業日に年休を取る3つのパターン
- 専科授業を狙った「午後4時間年休」
- テスト+補強コンボで年休を生む
- 時間割の組み換え交渉術
夏休み21連休を実現する戦略
- ゴールデンウィーク頃に夏の計画をすべて立てる
- 校務が集中する時期を把握して、そこを外す
- 旅行の予約と年休申請を同時に済ませる
どれも、精神論でも根性論でもありません。
「先に決めて、仕組みをつくる」
それだけです。
まず、今日やってほしいことがあります。
カレンダーを開いて、2〜3週間後に「仮の年休日」を1日書き込んでください。
予定は後からでも変えられます。
でも「先に決める」という行動が、
すべての始まりです。
17年間、私も同じように21時まで職員室にいた一人でした。
それでも、仕組みを変えることで年休は10日から25日になり、
夏休みに21連休を実現できました。
あなたにも、絶対にできます。
好きな仕事を、長く続けるために。
あなたの「年休の取り方」を一緒に考えませんか?
「戦略はわかった。でも、自分の学校でうまくいくか不安…」
そんなあなたのために、 教員コミュニティ『ジーニー』では、
毎週水曜と木曜の21-22時にZoom教員会を開催しています。
コミュニティにいる様々な学校の先輩教員たちと交流しながら、
学級運営や授業の話だけでなく、キャリア・職場の人間関係・将来のライフプランなど、
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