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教員の定時退勤が近づく朝の戦略

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「朝、学校に着いた瞬間から、もう仕事に飲まれていませんか?」

時間割の確認

欠席確認

配付物の準備

宿題の印刷

職員間の連絡

授業準備

考えていると、あっという間に、子どもたちが登校してくる。

そして頭の中では、こんなことがよぎります。

「あぁ、今日の授業どうしよう……」

「そういえば今日は保護者面談だった。何を話そう……」

「何から手をつければいいか、分からない・・・」

そんなことを考えている間にも時間は流れ、

空き時間も慌ただしく過ごすうちに消えていく。

そして夕方になると、こう思うはずです。

「今日も教材研究ができなかった」


「朝からずっとバタバタしてしまった」


「一日何をやっていたのか、思い出せない」

この状態が続くと、教員は自分を責めます。


仕事が遅い。


頑張っているのに、自分はダメだ。

バタつかないためには、

朝にコツがあります。

私は、小学校教員として16年間、現場で働いてきました。

朝の立ち上がりで一日が崩れる苦しさも、

朝の仕組みを変えて一日が整うことも、何度も経験してきました。

だから、本ブログの内容は理想論ではありません。

現場で実践してきた、定時退勤に近づくための具体策です。

定時で退勤できない原因のひとつは、朝の無設計

教員の仕事量が多いのは事実です。


ただし、

仕事量が多いことと、毎日崩れることは同じではありません。

問題のひとつは、朝、学校に着いてからその日の動きを考えていることです。

残念ながら、朝学校に着いてからその日の動きを考えてるのでは、

定時退勤はかなり難しくなります。

なぜなら、朝、学校に着くとすぐに現実が動き出すからです。

いきなり打ち合わせが入る。


連絡を確認する。


電話が鳴る。


子ども対応が入る。

こうなりますよね?

そんな中で、一日の流れを落ち着いて考えられるはずがありません。

問題は、「学校に着いてから一日の流れを考えようとしている」ことです。


つまり、「学校に着く前に一日の仕事の流れが決まっていない」
ということです。

定時退勤が近づく通勤時間の使い方

「週案や時間割があるから、一日の予定は決まっている」

そう思う人もいるでしょう。

でも、それだけでは足りません。

必要なのは、

「もっと細かいレベルでのシミュレーションです。

たとえば、次のようなことです。

  • 3時間目までに何を終えるか
  • 空き時間は何に使うか
  • 放課後は何を最優先にするか
  • 特に準備が必要な理科、体育、総合をどうするか

こうしたことを先に決めておくと、一日がぶれにくくなります。

ここでかなり効くのが、通勤時間です。

通勤時間を、一日の流れを決める時間にするのです。

私自身、朝の通勤時間をその日のシミュレーションの時間にしていました。

ここが、その日を崩さないうえでかなり効いていました。

たとえば体育がある日です。

朝の時点で、

晴れならグラウンド。

雨なら体育館

その場合は何をどのようにやるか

ここまでを通勤中に決めていました。

だから、学校に着いてから

「今日の体育どうしよう」 と思うことがほとんどありませんでした。

保護者面談がある日なら、その日の面談の流れを頭の中で確認していました。

何を先に伝えるか。

相手が気にしそうな点は何か。

どこで話が長引きそうか。

このようなことを、先に頭の中でシミュレーションしておく。

会議がある日なら、

会議のゴール

自分が発言する内容

これまでの流れの整理

などを、考えていました。

やっていることは難しくありません。

脳内シミュレーション。

これだけです。

しかも、通勤時間は誰にも邪魔されません。

だからこそ、一日の流れを考えるにはかなり向いています。

完璧な計画は不要です。

大事なのは、今日の流れを一度、先に頭の中で通しておくことです。

教員が学校に到着したら行う、今日の軸決め

通勤中に脳内シミュレーションしたら、

学校に到着後、3分で今日の軸を決めます。

ただし、これは無理にしなくても構いません。

なぜなら、もうすでに一日の流れは決まっているからです。

また、はじめにお伝えした通り、

学校に着いた瞬間に様々な対応が入ってきて、できないときもあるからです。

そのため、できる日だけやってみてください。

定時退勤がさらに近づきます。

重要タスクを決める

授業準備なのか。


資料作成なのか。


保護者面談なのか。

「全部大事」は、役に立ちません。

全部大事だと、メリハリも軽重もなく、

目についた仕事を全部こなしてしまいます。

今日は触らない仕事を決める

来週でよい資料作成。


急がない研修計画。


夏休みにやればよい雑務。

こういうものは、今日は触らない、または、余裕があったらやる程度で十分です。

〇時間目まで・空き時間・放課後のやる仕事をざっくり決める

たとえば、

「3時間目までに今日の山場となる国語の授業の最終確認」

「空き時間は通知表を5人分書く」

「放課後は最速で2名の保護者へ電話連絡」

など、先に細かい動きを決めていきます。

朝の脳内シミュレーションで、定時退勤を

一日の予定を決めないまま学校に着いてしまうと、バタバタして終わります。

バタバタすれば、定時退勤は遠のきます。

仕事術はいろいろあります。

でも、今回お伝えしたいことはシンプルです。

毎朝の通勤中に、その日の流れをシミュレーションすること。

まずはそこから始めてください。

定時退勤によって生まれた時間は、単なる余り時間ではありません。


家族と疲れた顔ではなく、笑顔で話せる時間かもしれません。

張りつめていた気持ちをゆるめて、自分の心と体を回復させる時間かもしれません。

余裕のない顔で教室に立つのではなく、落ち着いて子どもたちの前に立つための準備の時間かもしれません。

あるいは、仕事に飲まれる毎日ではなく、「自分の人生を生きている」と実感を取り戻す時間かもしれません。

定時退勤で生まれる時間は、あなたの人生そのものです。

教員の働き方や職員室の人間関係、マインドなどについて、今後も発信していきます。

ブチ

元小学校教員16年
発信のテーマ
・教員の働き方
・職員室の人間関係
・マインド
定時退勤と消耗しない働き方を支援。
「先生にも、人生を。」

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