オープンチャット「Bridge」運動領域イベント「器械運動」
2026年8月21日(金)、体操競技歴16年・指導者歴11年の
「らいへい先生」を講師にお迎えし、
器械運動の授業づくりをテーマにしたオンラインイベントを開催しました。
前半の講義パート、後半の座談会パートともに多くの質問が飛び交い、
非常に学びの多い時間となりました。当日の内容を振り返ります。
■ 器械運動で育てたい力は「回転・支持・逆さ」
講義パートでは、器械運動特有の感覚として
「回転」「支持」「逆さ」の
3つが紹介されました。
技を個別に教え込むのではなく、
この3つの感覚を耕すという視点で単元を組み立てることで、
授業づくりの見通しが立てやすくなるというお話でした。
あわせて
「懸垂」「着地」も
プラスアルファの視点として
押さえておきたいポイントとして挙げられました。
■ 「できる・できない」ではなく「感覚を身につける」
技能差が大きいのは当たり前という前提に立ち、
その時間で身につけたい「感覚」を明確にすることの大切さが語られました。
授業の途中に設ける「分析タイム」で、自分の動きを振り返り、
コツやうまくいかなかったことを言語化する時間が、技能の伸びにつながっているとのことです。
■ シンプルな場づくりで「あの子」も自然と挑戦できる
マットや跳び箱の場づくりの実例も多数紹介されました。
特別に凝った場ではなく、
テープで位置を決めておくだけのシンプルな設定でも十分効果があること、
跳び箱が苦手な子でも
「何をしても大丈夫」な場と
「怖くない高さ」の場
を用意することで、自然と挑戦する意欲が育つ様子が印象的でした。
「評価を感じない」ことが遊びの本質であるという視点も共有され、
低学年の運動遊びをどう捉えるかについても具体的なヒントが得られました。
■ 座談会パート:現場のリアルな悩みに回答
後半の座談会では、個別指導と全体指導のバランス、異性同士の補助の扱い方、評価規準の考え方、単元末の発表のあり方など、参加者から寄せられた質問に一つひとつ丁寧に回答いただきました。
低学年の運動遊びの工夫や、
高校生を対象とした授業への応用についても議論が広がり、
校種を超えて参考になる内容となりました。
■ 参加者の声
「場を設定して技を紹介しておけば、指導力に関係なく子どもたちが自然と伸びていくと感じた」
「できる・できないで評価するのではなく、好きなようにやっていいというスタンスの方が、子どもたちが楽しく取り組めることを実感した」
といった感想が寄せられ、二学期からの実践に活かしたいという声も多く聞かれました。
おわりに
器械運動は「技を完成させること」だけがゴールではなく、
子どもたちが自分の感覚と向き合いながら
「ちょっとやってみよう」と思える場をつくることが何より大切だと改めて感じるイベントとなりました。
当日答えきれなかった質問については、
オープンチャット「Bridge」内で引き続きやり取りしていきましょう!!
一人で悩まないで。明日の体育がもっと楽しくなる場所、あります
体育の授業には、まだまだ可能性があります。
「どうすれば苦手な子も活躍できるだろう」
「もっと子ども同士が学び合える授業にしたい」
そんな問いを、一人で抱え込む必要はありません。
また、わたしが運営しているオープンチャット
「Bridge〜みんなで繋がる『体育×学級経営』〜」では、
全国の先生方が授業実践や悩みを共有しながら、一緒に学び合っています。
「こんな方法もあるんだ」
「明日の授業でやってみよう」
そんな小さな発見が、
子どもたちの笑顔や先生自身の自信につながっていきます。
一人で考える体育から、みんなで育てる体育へ。
あなたもぜひ、一緒に学び合いませんか。
▼ Bridge〜みんなで繋がる「体育×学級経営」〜
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